KACO's SMAP AID
数日前から我が家の元にも届き始めた「世界に一つだけの花」。
田舎だからかなんなのか分からないけれど、地元のCDショップ(大型チェーン店)には入荷がないのでネットで1枚ずついくつかのショップから購入した。いちばん最初に届いた傷ひとつない真新しいこのCDは母にあげた。リビングのテーブルに置かれたそれを見た父が鼻歌を歌っていた。歌詞はめちゃくちゃだったけど、確実に誰の心の中にもこの歌が生きている。
そしてとうとうデイリーチャートで1位になり、今週はウィークリーチャートでもTOP3以内にランクインするらしい。
【オリコン】SMAP解散阻止運動広がる 「世界に〜」12年ぶり週間TOP3 | ORICON STYLE
こんな風に顕著に結果として現れることはやる気をどんどん高まらせる。しかも結果が早いときたらなおのこと。さすがスマヲタ!まだまだ過程だけど、「トリプルミリオン」は地道にコツコツやっていく価値のあることだと思う。何より、全国各地、果ては遠くの国にまでも広がるファンが目指すひとつの目標ができたことが、とてもすてきなことのように感じる。見たことも会ったこともない無数の人たちと、繋がれている気がする。ヘイ!こんな素晴らしいことってある?(問いかけ)
今このCDを手に取っている人と街中で遭遇したら、ともだちになれそうな予感しかない。
そもそもスマヲタが目指していたことは「解散阻止!」なんていう単純なものではない。解散を阻止した存続、これまでと同じように続いていく未来を望んでいる。だからこそ、この運動はとても意味のあるものだと思っている。
ちなみに今母の車の中では「Smap Vest」がエンドレスで流れているらしく、はやくこの続きのベストも出してほしいとぼやいていた。「キティちゃんのやつ(ハロー)とか、ロンドンのやつ(Moment)とかいっぺんに聴きたい」と母は言う。ごもっとも。やはりビクター様にお願いするしかない。25周年のいま、ベストを出すタイミングとしてはもってこい。「Smap Vest2」かどうかは知らないが、もはや2枚組でおさまらないかもしれないな。ここ最近は両A面だし。とにかく、母だけじゃなくてわたしも心底待ち遠しい。当面のわたしの楽しみは、そのベストが発売されたときにここでしこたま長いレビューを書くことなのだが、ほんとうにSMAPにはいい歌が山のようにあるのだ(これはシングルに限った話ではないけれど)。
わたしはスマに限らず音楽全般が大好きで、いろんなジャンルの音楽を好んで聴く。朝仕事の前に時間があるときは、その日の気分でプレイリストを作って、それをエンドレスで聴くのが習慣になっている。なんだか前置きが異常に長くなってしまったけれど、今日は、まさに今朝作ったプレイリストを紹介しようと思う。
KACO's SMAP AID
2011年。「みんなを勇気づけるSMAPの曲」というテーマで投票により決まった「SMAP AID」。そして今日のわたしは会社に着いて仕事をする前にiPodを手に取って頭の中で「今日はわたしのSMAP AIDを作ろう」となぜだか思ったのだった。勇気づけられたかったのかどうかはさておき、わたしが作ったSMAP AIDは以下。
- idea(BIRDMAN~SMAP013)
- Just Go!(GIFT of SMAP)
- この瞬間、きっと夢じゃない(super.modern.artistic.performance)
- たいせつ(SMAP012 VIVA AMIGOS!)
- STAY(Pop Up! SMAP)
- Moment(シングルのみ)
- Jive(SMAP015 / Drink! Smap!)
- Joy!!(Mr.S)
- Yes we are(シングルのみ)
- Peace!(SMAP012 VIVA AMIGOS!)
- Fine, peace!(SAMPLE BANG!)
- 笑顔のゲンキ(SMAP004、Smap Vest)
- 心の鏡(SMAP002)
- 無我夢中なLIFE(Mr.S)
- 世界に一つだけの花(SMAP015 / Drink! Smap!、SMAP AID)
- 前に!(GIFT of SMAP)
1.idea…歌詞の中にもあるように、この歌は朝を表している。朝起きて朝ごはんの準備をしながら、きょうを始める前に聴くのにぴったりの曲。「僕らはそうはじめからその答えを知ってる 神様はタイミングをちょっとはかるけど」という部分にこくりこくりと頷く。中居ソロの甘えたボイスにきゅん!
2.Just Go!…とにかくサビの歌詞が適度な諭し方でGOOD。やっちゃえばいいじゃん☆的なノリをライブの演出込みで思い出す。中居の「1,2,3, come on!」からの木村の「Hey!」ときて中居ソロへ続く流れ最高か。さらに木村の「ready?」でヒャー!となり「絶対的に人生楽しむために WE JUST GO!」と締めくくりテンションは上がる一方。
3.この瞬間、きっと夢じゃない…夢を持つことはいつだって諦めや悔しさ、涙がつきまとう。だからこそ頑張っている人は美しいんだと思う。ただ励ますのではなく、寄り添い支えてくれる一曲。木村ソロの「倒れて見上げてた悔し涙で滲む青空 あの頃の僕らの夢叶えたいんだ」でその感情が爆発する。
4.たいせつ…すべては「真実は人の住む街角にある」ように、ささやかな日常こそが“たいせつ”でしあわせだ、と教えてくれる。わたしが個人的に人生において大事にしたいことNo1。当時すでにスーパーアイドルだったSMAPが日々の小さな幸せを歌うことにとても意味がある。吾郎ちゃんのソロの声がすごくよいので要チェック!
5.STAY…もうこの歌は単なる男女のラブソングではなく“SMAPのラブソング”であると解釈した結果、スマヲタを勇気づけるにはこの曲以上のものはないと判断。もはやピアノのイントロが流れたらパブロフの犬のごとく嗚咽を漏らしかねない。1番のつとぷによるソロ回しは秀逸。これからも「いろんなことを乗り越え たったの50年一緒に」見守っていきたいのだ。
6.Moment…3.同様TBSのオリンピックのテーマソング。一瞬のためにがんばってきたように思えることも、ほんとうはその先のずっと未来にも続く道なんだよと気づかせてくれる。「探してたこと この先で見つけられるかな その一瞬のために歩き続ける」という生き方は、まるでSMAPを表しているよう。
7.Jive…「輝いている人を見るとミョーに心がうずきだす」気持ち分かるよ!と叫びたい。誰かと比べて焦る気持ちを肯定してくれた上に「夢のカタチなんてそうひとつじゃない」と歌ってくれるから涙出る。スマに「カナシミ ゼツボウ抱えきれなけりゃ 忘れていこう」と言われたらもう何でも来いの無敵になった気分。
8.Joy!!…生きるエンターテインメントの最高峰SMAPに「無駄なことを一緒にしようよ」と歌われた日にゃ、すべてなげうってジョイジョイする以外に何も思い浮かばない。しかし底抜けに明るいというわけではなく「どうにかなるさ人生は 明るい歌でも歌っていくのさ」とあるように、いろんなことがあるけれどこのときだけは忘れて楽しもう!という儚さもはらんでいる。
9.Yes we are…どんなときもいつも平等に「Everybody is under the sky」である。だけどいろんなことがある世界で「軌跡 軌跡 俄然 奇跡」な愛を歌うにはちょっと綺麗ごとのように思われそうなものを、スマが歌うとただただまあるい柔らかい愛になるから不思議。最初から最後まで優しさのかたまり。
10.Peace!…4.と同じくこれもささやかな幸せに気づかせてくれる曲。たとえば1.が今日を始める前に聴きたい歌ならば、これは一日を終えるときに聴きたい。嫌なことがあっても月が浮かぶ空を見上げて「しあわせはこんなとこにある 明日もきっと晴れるだろう」って思えるようになりたい。
11.Fine, peace…いつか5人で再録してリリースしてほしい曲No.1。スマから「心の底から最上級の尊敬と エール送り続けるよ」と言われるならば、今自分が頑張っていることも諦めずに頑張ろうと思えるくらいには単純な自分。「100年分の情熱ほどヒートした思いを出し惜しみしない」って木村さんが本当に言いそう。
12.笑顔のゲンキ…この時代の曲のなかで一番好きなイントロ。手放しで応援してくれる明るいハッピーチューン。そしてライブのアンコールや終盤、トロッコに乗って手を振ってくれるスマをすぐに思い出せる。「涙なんかに負けるな その笑顔をそういつでも 応援してるよ」だなんて、ありがとう!
13.心の鏡…いつも不満ばっかりが溢れてる人へは「自由望むなら自分をみがこう」と教えてあげよう。他人のことをとやかく言う前に「心の鏡ぴっかぴか」にしてるスマに歌われると説得力100万倍。まずは自分。自分を輝かせ、光らせることで人は強くなるし、相手からも受け入れられるんだよな。
14.無我夢中なLIFE…「言い訳ばかり上達して 狂い始めた未来の地図」を思い浮かべてゾッとしたあとに、「オモシロキコトモナキ世ヲ オモシロクするのはYou!」と中居さんにピシッと言われて、ハッと気づかされる。「こんなもんじゃない 限界なんてない」!まだまだ諦めないし諦める必要なんてない。
15.世界に一つだけの花…SMAPが単なるアイドルではなくて完全なる国民的スターになったと思ったのは、2003年の紅白の大トリでこの歌をうたうスマを見た時だった。未だにそのときのスマを思い出してはパワーをもらっている。「もともと特別なオンリーワン」を磨き鍛え、自信を持った自分を好きでいたい。
16.前に!…ライブでの木村さんの「僕らSMAPと一緒に、前に!前に!」がおのずとついてくる名曲。あと中居さんの天高く上げた人差し指も。振り返ることなく前に前に進んできた彼らが、それでもなお進もうとしている事実が、わたしを勇気づける。んもーどこまでも着いていくっつーの!適度な距離を保って!(キリッ)
こんな16曲を今日はエンドレスで聴きながら勤労に次ぐ勤労。「idea」「Just Go!」「Jive」「無我夢中なLIFE」は、ライブの序盤に必ずあるメンバー紹介で歌われているという共通点が…ここにきて今気づいた。そしてみんな四つ打ち。どうでもいいけど私は四つ打ちの曲が大大大好き!もちろん勇気づけるというテーマのもとに選んでるので歌詞が大前提であることは言わずもがな。
気持ちや状況は常に流動的であるから、もしかしたら1年後にはまったく違うAIDになってるかもしれないな。とりあえず今の自分への応援ソングは、こんな感じ。
不意に書いてみたけれどなかなか楽しかったので、これ系は不定期にシリーズ化してやってみようかな。とか思ったりした今宵。
- アーティスト: SMAP,森浩美,戸沢暢美,相田毅,大倉浩平,野島伸司,ゆかり美和,スガシカオ,飯塚麻純,山崎まさよし,安田信二
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2001/03/23
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- アーティスト: SMAP,槇原敬之,工藤哲雄,都志見隆
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