smalogue

SMAPについてのあれこれを好きに書いたりするところ。

39歳おめでとう、の日。

慎吾くんが39歳になった。

わたしがSMAPSMAPだと認識したとき、たしか慎吾くんは16歳とかそのくらいだったような気がする。

その当時ランドセルを背負っていたわたしだけど、実はその頃から中居さんと木村さんに夢中だった。ませた女の子だったのだ。

明るくておもしろいのにときどき真剣な顔をする中居さんと、何してもカッコいいのにおもしろいことも言えちゃう木村さん、という対比に惹かれるものがあったのだろう。対局の位置にいながらも目指しているものが同じなんだと、子どもながらに気づいていた。ふたりが重なるときに出る言いようのない化学反応を、ちいさな私はテレビの前でドキドキしながら見守っていた。

中居さんと木村さんが、浴衣とかパジャマとか着てしょーもない話しながらふたりで笑い合っているだけで、なんだかこっちまで嬉しくなるような気がしたし、3on3でタッグを組んで真剣にバスケをしてる姿は、当時の私からすれば、この世の中でこんなカッコいい人たちいるの!?っていうくらいにステキに感じられた。

慎吾くんはそんなお兄ちゃんふたりをいつも笑わせていた印象がある。慎吾くんがボケて、お兄ちゃんがツッコむ。お兄ちゃんふたりは顔をくしゃくしゃにして笑っては、慎吾くんの頭をはたいて、それからまた顔をくしゃくしゃにさせていた。いつだったか忘れてしまったけれど「木村くんのこと好きな人いっぱいいるでしょ?」って言った慎吾くんが、羨ましいでしょと言わんばかりに木村さんにぎゅううううって抱きついたことがあった。すりすりする慎吾くんに、木村さんは何も言わずにただただ破顔してたっけ。あ、なんかいいなぁ、って思ったの、あれっていつだ?ひょっとして20年くらい前になるのかな。もっと前かもしれないな。

 

そんな慎吾くんも、もうずいぶんと前から、みんなの弟というポジションではなくなって、今やSMAPの要ですらある。10年前からライブも作っているし、SMAPをプロデュースする立場に堂々と立っている。その姿が自然なSMAPの像になったのは、いつからだろう。

SMAPは、時の流れや置かれている状況によって形を変えていった。無理矢理そうせざるを得なかったことも、おそらく一度や二度ではないだろう。それでも四半世紀をかけて、スピードを緩めることなく、SMAPは変化し続けた。折り重なるように、無邪気に笑う様をテレビでむき出しにしていたあの日の青年たちはもういない。

けれどもそんな中で、ふたりのお兄ちゃんがときどき慎吾くんに見せるちょっとした言動が、ふとその当時の無垢な笑顔を思い出させるときがある。慎吾くんに対していつもよりもちょっと乱暴な言葉と雑な態度になる中居さんや、どうしようもないな、というような感じでにへらと笑う木村さんが、あのころと変わらずに慎吾くんが慎吾くんであることを、SMAPSMAPであることを知らせてくれるのだ。

 

やっぱりわたしはそんなSMAPが大好きだ。SMAPを好きになってから、つらい時、苦しい時、なんだかイライラする時はSMAPを思い出す。だれかの悪口を言いたくなって、やな気持ちになった時もSMAPを思う。そうしたら、不思議と素直な気持ちになれるのだ。(言うけど。悪口)こんな安定剤ないよ。あれ、ちょっと重いですかね?すいません。

 

 

香取慎吾

 

慎吾くんの誕生日にかこつけて、なんだか気持ちのわるいことを書き連ねてしまってこっぱずかしい気持ちでいっぱいです。きっと明日読み返したら、穴があったら入りたい気持ちになるかもしれないけれど、今思ったことだから消さずに書いておきます。許してください。

今年はライブイヤーですね。中居イズムを受け継いだ慎吾くんが作る、SMAPが輝くライブを心から楽しみにしています。

そういえば今日は、久々に晴れた空を眺めながら、遠く遠い空の下で働いているであろう慎吾くんを思いました。これからも、慎吾くんが慎吾くんらしくいられますようにと願いました。

そして、どうか今日くらいは少しでもおだやかな気持ちでいられますようにと、祈りました。

 

39回目のお誕生日、おめでとうございます。 

 

 

2016年1月31日。慎吾くんのお誕生日に寄せて。