smalogue

SMAPについてのあれこれを好きに書いたりするところ。

SMAPのいい曲をただ紹介するシリーズ 踊り続けさせてねぇDJ編

本題に行く前に、すこしだけ。

先日のこと。1ヶ月ほど前に書いた以下2つの記事がtwitterでRTされていたようで、鬼のようなアクセス数になっていました。

ふだんtwitterの通知はオフにしているため、夜になるまでまったくそのことに気づいておらず、家に帰って開いてみたらなんじゃこりゃ!びっくりぽん!

ともあれこんな自己満バリバリのブログを、多くの方が気に留めて下さり、読んでいただけたことはとっても嬉しいです。ありがとうございます。なんだか騒がしいSMAP周り(ここ重要。あくまで周り)だけど、ここは、SMAPがすきだという気持ちだけでこんな風にやってます。よかったらまたぜひ、読みに来てくれたらうれしいなぁ♡

 

中居さんのバラードを楽しみにしてくださっている方がたっくさんいることはよーーく分かりました。御意。が、今日はそれじゃなく、踊り続けさせてねぇDJ編をやろうかと。ご期待に沿えずにすいません。でもいつかやりますので、そのときはぜひ。

踊り続けてねぇDJというフレーズを聴いて、あぁ懐かしい!と思ったあなたはきっとわたしと同世代☆ 

ではいってみよー\(^o^)/

 

Top Of The World

Top Of The World

作詞:いしわたり淳司 作曲:MIYAVI 編曲:CMJK

 この曲が発売された当時は、ポップスなのに4分の7拍子、しかもアイドルなのに!ということで話題になった。音楽で攻めるSMAPが見れてうれしかった。音楽で攻めることは、SMAPが音楽と向き合う時の原点である、とわたしは思っている。

一小節の中に7つの拍が入るので、12③123④とか123④12③というふうにアクセントがついて、リズムが取りにくいなって思う人もいたかもしれないけれど、一旦リズムに乗ったら強烈な中毒性のあるグルーヴが生まれる。サビの部分はバスドラがドンドン鳴っていて、4つ打ち風のリズムが刻まれているから、AメロやBメロに比べるとぐんとノリやすくなってるんじゃないかな。クラブなんかで流したら強烈に盛り上がりそう。MIYAVIのギターがギュンギュン鳴ってる最後の部分なんか特に。

間奏もゴリゴリの7拍子なのに、その後突然4拍子になって、また7拍子に戻っての中居ソロ。この音の層が薄くなってる中居さんのソロは、この曲の中でいちばんリズムが取りづらいんじゃないかなと思う。絶対歌いづらいはず。けれどこのソロパートがあるからこそ、シンプル極まりない最後の大サビが際立っている。

 

華麗なる逆襲

華麗なる逆襲

作詞・作曲:椎名林檎 編曲:村田陽一

ご存知椎名林檎さん提供の楽曲。注目なのはアレンジャーが村田陽一さんということ。わたしの中で村田陽一さんはJ-POPというよりもジャズの人、というイメージが強い。そんな村田さんはかつて、Flyのホーンアレンジも手掛けて下さっていた。Flyもホーンセクションがとても重要な曲で、約17年前に大人っぽく艶やかなSMAPを演出した記念すべき曲でもある。

この楽曲は生音でレコーディングされている。以下村田さんの当時のブログより。オーバーダビングなし!ダブルなし!ワオ!

2月18日に発売されるSMAPのニューシングル「華麗なる逆襲/ユーモアしちゃうよ」より、「華麗なる逆襲」は椎名林檎さん作詞作曲、私が編曲で以下の素晴らしいミュージシャンでレコーディングしました。
斎藤有太Wurlitzer)鳥越啓介(W.Bs)玉田豊夢(Dr) 西村浩二、菅坡雅彦 (Tp)村田陽一(Tb)竹野昌邦(As)山本拓夫(Ts) グレート栄田ストリングス (敬称略)
リズムセクションはまさかのWurlitzer、W.Bs、Drの3ピースで一切ベーシックトラックではオーバーダビングしていません。 ブラスはダブルにしていないので完全に5パートのみです。5人ばっちりセパレートで聞こえる仕上げになっています。

 

y-murata.seesaa.net

 

この華麗なる逆襲は、40代へ突入するメンバーがひとり、またひとりと増え、慎吾くん以外全員が40代になっていた2015年に発売された。つまり、全員がアラフォーになった彼らの、今だからこそ出せる大人の魅力がてんこ盛りの1曲。

曲自体は4つ打ちのリズムがベースにあるのでリズムも取りやすいし、ノリやすい。そのダンスリズムの上に、ストリングスやホーン隊が乗り、ジャズの要素もたっぷり含んだゴージャスな印象になっている。歌が終わり、演奏だけになると、4つ打ち風のバスドラは消え、完全にビッグバンドさながらのジャズへと変貌、一体この曲は何の曲だったっけ?と思うほどの二面性を持ち合わせている。SMAPはおそろいのスリムなスーツに身を包み、時に激しく時にセクシーに時に力強く踊ることで“華麗なる逆襲”を表現していた。

シンプルなダンスミュージックのリズムに、複雑なジャズのアレンジが加わり、アナログの美しさを際立たせているのはさすが。もうカッコよすぎてひれ伏すしかない。ヘッドフォンで聴くとそれぞれの楽器の音が楽しめておススメ。

通常版に収録されているtofubeatsによるRemixも、さらに踊れる感じにアレンジしていて大好きなんだけど、私はやっぱ生音で踊らせようとしてる原曲のアレンジがツボ(知らんがな)。

 

gift

gift

作詞:麻生哲郎 作曲:菅野よう子 編曲:CHOKKAKU

GIFT of SMAP 【通常盤】

GIFT of SMAP 【通常盤】

 

 Dear WOMANにしようかgiftにしようか迷ってgiftに。キラキラポップチューンで可愛らしいイメージの曲だけど、サビで鳴ってる四つ打ちのリズムがあるから縦にリズムを取ることができる。いまのJ-POPの良さが全部詰まった贅沢極まりない1曲な気がしてる。BPMも130くらいでさらにノリやすい。

大学生の頃にクラブでROKETMAN(ふかわりょうさん)がSMAPの曲を流してるのをクラブで聴いて、J-POPをこんな風にクラブで流しても踊れるんだ!と思ったことがある。そういう意味でも、まさしくJ-POPの王道と言えるgiftのような曲を3曲目に選んでみた。

Dear WOMANのときも、J-POPの王道を歌い続けるSMAPはステキだなって思って、このgiftでも改めて思った。その数年後にJoy!!でもそれを思うんだけど、こんな風に踊れるJ-POPをいつの時代もSMAPには歌っていてほしい。

 

ちゅーわけで、今回は「踊り続けさせてねぇDJ編」というくくりで、これまた独断と偏見で3曲選んでみました。ぜんぶわりと新しめ、です。

SHAKEとかダイナマイトとかも、盛り上がるという意味では選曲に入れてもよかったんだけど、今回はちょっと捻ってみました。みなさんの「踊り続けてさせてねぇDJな曲」も聞いてみたいな~!\(^o^)/